落窪物語 その2
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの高橋です。
不幸なヒロインを、ヒーローが剛腕を持って助け出します。
それも平安風の雅やかな権威によってだけではなく、力ずくでヒロインを救出します。
そしてヒロインを苦しめた者たちを、ヒロインの夫となったヒーローが懲らしめます。
豪快です。
私も好きになります!!
ヒーローの夫はヒロインの姫をとても幸せにします。
その、幸せぶりが半端じゃない!!
どんどん出世していく夫に守られ、何不自由のない暮らしをし、
夫の母親、つまり姑にも可愛がられ、
不遇時代に自分を助けてくれた人々が皆、幸せになり、子宝にも恵まれる。
しかもこの夫、姫を虐げて来た継母や言いなりだった父親を、
優しい姫が心痛めることのないようにと、見事に姫と和解させてしまうのです。
この当時は一夫多妻制です。
本人に養う地位と能力さえあれば、妻は何人持ってもかまいません。
しかも彼は世間が認める出世頭で多くの権門の家が、
彼からの将来にわたって得られる利益や栄誉を見込んで、狙い定めている人物でした。
本人がその気になれば妻なんて選び放題です。
にもかかわらず、彼はヒロインの姫一人を生涯愛し続けます。
うっとり~。
原文の読解はまだまだ始まったばかりです。
今後の展開にも期待あれ!(山口先生のダジャレの今後の展開もね!)
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 高橋