知識・興味の食わず嫌い
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの山口です。
高校生のみなさんは、自分の頭が文系か理系か、意識していますか?
進学希望の生徒は、進路を決めたり勉強する科目を決める際に
勿論考えたことがあると思います。
好きだけど得意ではない、とか得意だけど好きではないということも
あると思います。
ただ、今になって、
好き嫌いは、先入観や思い込みの要素も大きい気がしています。
いったん嫌いと思うと、脳がそう判断し、
その後も受け入れ体制が整わなくなってしまう。
逆に好きとか楽しいと思えば、どんどん入ってくる
そんなことがあるなあと最近気づきました。
知識や興味に関する食わず嫌いのようなものです。
私はもともと文系科目が苦手というか、あまり好きになれず、
理系だからいいや、などと開き直ったり、
そもそも文系科目や文学作品などに興味を持てずに大人になってしまいました。
きっとそのままろくに本も読まず一生を終えるのだろう
と思っていた矢先、転機(?)が訪れました。
かつては小説を読むのは時間の無駄ではないか…
とすら思っていた読書がしたくなったのです。
よく見る映画や海外ドラマの中で引用されている、
外国の作家の著名な言葉なども知りたくなったのです。
同じ人間としてこの世に生きてきた先人たちの作品を味わいたいと思いました。
今は文系0歳のような気持ちで、新鮮な世界を知ろうとしています。
今までなんて損をしてきたのだろうと思うくらいです。
みなさんも、もしかしたら思い込みで嫌いになっていることが
何かあるかもしれません☆
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 山口