隷書
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの高橋です。
今週は4回目のレポート提出週!
ということで今日は書道の授業でも、提出課題を仕上げました。
今回の課題は「隷書」です。
はじめて聞いた人も多いと思いますが、「日本銀行券」
つまり、みなさんのもっているお金を見ると、
この「隷書」を見ることができます。
どのような書体かわからない人はぜひ、財布のなかを覗いてみてください!
レポートにもありましたが、「隷書」の特徴をあげてみます。
①横画は水平。
②字形は扁平。
③起筆は逆筆・蔵鋒。
④運筆は中鋒。
⑤波勢・波磔。
知らない言葉もたくさんでてきたのではないでしょうか。
文字構造は、横画が水平をとり縦画が垂直をとって原則として左右が対象になります。
起筆を逆入して、筆先をあらわさないように始まることを逆筆・蔵鋒と言います。
この逆入蔵鋒ができていれば、
筆先が筆画の中心をとおって中鋒となり、側筆になることはありません。
運筆は、起筆・送筆・収筆とも一定の筆力、一定の速度でおこない変化しません。
と、言葉で説明してきましたが、なかなか伝わらない!
時間のある人は、ぜひ筆をとって実際に書いてみてください。
隷書を習ったことのない人は難しそうに感じるかもしれませんが、慣れることが大切です。
あとは練習あるのみです。
書道履修者のみなさんも2回目の練習でずいぶん上達しました。
この調子で2015年も、きれいな字を書いていきましょう。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 高橋