入試の改革
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの松嶋です。
前回、2014年終わりに、文科省が大学入試の改革方針を発表したことを言いましたが、
その内容はどのようなものなのでしょうか??
簡単にまとめれば、要点は2つです。
①センター入試の廃止、代わりに「大学入学希望者学力評価テスト」(仮称)の実施
②受験における評価学力の変化
「大学入学希望者学力評価テスト」では、次のことを重視すると述べられています。
①「知識・技能を活用して、自ら課題を発見し、その解決に向けて探究し、成果等を表現するために必要な思考力・判断力・表現力等の能力」(「思考力・判断力・表現力」)を中心に評価する。
② 「教科型」に加えて、現行の教科・科目の枠を越えた「思考力・判断力・表現力」を評価するため、「合教科・科目型」「総合型」の問題を組み合わせて出題する。
③ 解答方式については、多肢選択方式だけではなく、記述式を導入する。
④ 「1点刻み」の客観性にとらわれた評価から脱し、各大学の個別選抜における多様な評価方法の導入を促進する
このような新テストは、要するに今までの「知識型」テストから「思考力・判断力・表現力」を問うテストに変えるという宣言です。
この学力観の転換は、この改革方針で徹底されています。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 松嶋