水無月
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの高橋です。
夏休みまで1か月切りましたが、みなさん暑さに負けず元気に過ごしていますか?
ついこの間、4月がスタートしたと思っていたのに、本当に早いものですね。
さて、6月。旧暦でいえば、水無月といいます。
新暦と旧暦の月名の違いを特に実感できる月だと思っています。
水無月は、字の通り、「炎暑のため水源も涸れ果てて水が無い月」の意味とされます。
でも、よく考えて!
最近は梅雨で突然の豪雨に襲われたりしますよね。
むしろ水が有るじゃん!!!という気分ですよね。
こんな不思議がなぜおきるかって!?
旧暦の水無月は、真夏の暑い太陽が照り付ける現在の7月に相当しているからです。
だから、梅雨の時期をどんぴしゃに含む、
いまの6月に、旧暦の情緒のある月名を当てるのは不向きな気がしますね。
古典を読んでいると、
私たちが当然だと思っていることが少しずれていることがよくよくあると思います。
そんな違いに目を向けながら古典を読み進めていくと、
少し違った面白さに気がつくかもしれません。
ぜひ、いろいろな方向に目を向けながら、
学習をすすめていってほしいと思っています。
長かった梅雨を抜ければ、みなさんの待ちに待った夏休みがやってきます。
4回目のレポート提出と梅雨明け、どちらが先か楽しみにしておきましょう。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 高橋