損得勘定
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの堀口です。
私は自分が損得勘定をするタイプであり、
そういう考え方をする人を嫌いではありません。
時には考えず突っ走る=青春?(昭和的発想)があってもいいですが、
たとえ周りに反対されたとしても、
自分でしっかり考えて責任ある行動をすることは大切だと思います。
人生の先輩が世の中にたくさんいる中で恐縮ですが、
実際は、何が役に立ち、
何が役に立たないかは未来にしか答えがないような気がします。
私がここで言う損得勘定は、
「将来こうありたいと願うなら今必要なことは何か」という、逆算をすることです。
好きなことをやって人生を過ごせたらそれは最高のことでしょう。
しかし、おそらくそうなるまでには地道な辛い努力も必要です。
そしてもちろん運も。
「好機逸すべからず」、それは常に向上心がある人は後に好機だったと感じ、
ない人は運がなかったと文句を言い通り過ぎていくものだと思います。
今まで生徒から「勉強やって意味あるの?」「こんなの将来役に立たない」
という言葉を何度聞いたでしょうか。
今ゲームばかりやってプロゲーマーになって賞金を稼いで生きていく!
Lineやツィートばかりして人脈を作って起業する!
もしそうなったらそれはすごいことです。
しかし、そうなって初めてそれまでやってきたことの価値が認められるのです。
目標が決まって今必要なことが明確で、その努力をしている人は別にして、
学校を出たらなかなか学ぶ機会を作ることは大変です。
その機会にめぐまれている今こそ
「せっかく勉強するなら役に立ててやろうじゃないか!」
ぐらいに頑張ってみてはどうでしょうか。
損になるか、得になるか、
やっていることが得になるよう頑張れば結果はついてくるはず。
「努力は人を裏切らない」を発展させて、「裏切られない努力」をしてみてください。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 堀口