緊張の夏
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの堀口です。
蚊取り線香が懐かしい今日この頃です(昔は大変お世話になりました)。
さて、夏が終わると、いよいよAO入試の本番をむかえる生徒も増えてきます。
生徒の中には、
「本番絶対緊張する」「緊張するタイプだからどうしよう?」
と言う人が結構います。
子供、大人を問わず、世の中には人前に出る時や、
何か重要なことを行う時に緊張する人は多いようです。
他人事のように言っているのは、私自身はそれに当たらないからです。
「どうしよう?」という人にいつも言うことは、
「今まで訓練や努力を重ねてきた以上の結果はなかなか出ない」ということです。
これは諦めることではなく、日々それに向けて準備を怠らないこと、
そして本番は割り切ることの重要性を伝えています。
あくまで持論ですが、自信がないと言いつつ、緊張する人は良い結果を期待し、
自分自身でプレッシャーを与えてしまっていると思います。
「いつもより上手く」と思うから緊張するのであって、
「いつも通り」と思うだけで気持ちは楽になるでしょう。
もちろん、「いつも通りに」が満足のいく結果へとつながるためには、
日々の努力が大切です。
自分の意見をしっかり伝えることはとても大切です。
それは暗記したことを間違えずに伝えることではなく、
多少言葉につまっても自分の思いをこめて伝えることです。
なぜなら「伝える」ことが大事なのではなく、「伝わる」ことに意味があるからです。
生徒のみなさん、緊張感を持って練習に励んでみてください。
残り少ない夏ですが、ここでもう一度ピリッとして、
緊張の夏、そして実りの秋にしてください。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 堀口