代々木キャンパス ブログ

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  1. 右脳で言語を学ぶ

    通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの山口です。

    最近、気になっていた、右脳と左脳の役割や使い方について書こうと思います。
    みなさんが、母国語として日本語を話せるようになったのは
    おそらく幼児の頃で、4歳くらいのときにはもう聞いて話す…
    ということを当たり前にしていたことと思います。

    日本で暮らしていれば、自然と耳から日本語を聞き、
    口から日本語が出てくる、
    さらに一生懸命文法的な規則を暗記したり学んだりしなくても、
    基本的な会話を不自由なくできるようになっていたことでしょう。
    それに比べて、中学頃から外国語としての英語を学び始めてからは、
    文法的な決まりを学び、読んだり書いたり、時にリスニングをしたり、
    ということをしていると思いますが、
    いざ話すとなると話せない、という人が多くいると思います。

    というのも、私もその一人でしたし、
    大人になって英語は読めるけど話せないというひとはかなり多くいます。
    その主な要因のひとつとして、
    6歳までに母国語を習得する際には、
    主に右脳を働かせているそうです。
    右脳を働かせていることで、無理に暗記したり考えたりしなくとも、
    大量に情報をインプットしそれを応用加工して使えるようになっているそうです。

    ですが、ある程度成長してから文法などの規則から外国語学んでいる際には
    論理的にものごとを考えていく左脳を主に使っているのです。
    母国語とは違う音の周波数を拾えるようになり、
    聞いて瞬時に理解したり、口から瞬時に発していくには
    右脳の働きが不可欠なようです。

    最近は日本の英語教育自体が、
    聞いたり話したりする技能を重視するように変化していますので、
    ますますこの右脳を使った言語習得は不可欠になってきていると感じています。
    6歳をすぎてしまったからだめだと諦めるのではなくて、
    いかに右脳にも働きかけることができるかということを、
    これからも考えていきたいと思っています。

    通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 山口

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