志士
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの高橋です。
日本史の授業は明治時代に入りました。
明治というと、もう本当に最近という感じがします。
ちなみに、明治、大正、昭和、平成の順ですからね。
ほら、最近でしょ。
旧石器時代から始まった歴史も、もう佳境まできていますよ。
日本史の話をするときに、私はよくNHKの大河ドラマの話をしますが、
今回の大河「花燃ゆ」はちょうど幕末が舞台です。
まさにみなさんが第2回レポートで学習した範囲です。
主人公は吉田松陰の妹ですが、個人的に吉田松陰を演じた伊勢谷さんが大好きです。
さて、そんな吉田松陰の開いた「松下村塾」はすでにみなさん学習済みですね。
覚えていますか?いますよね・・・!??
松下村塾生たちは、藩の仕事を与えられ、
次々と江戸や京都に出かけていくんでしたよね。
このように村塾を巣立っていく人々を、松陰は「志士」と呼んでいました。
国を憂え、現状を変革しようという気概を内に燃えたたせていた、
志のある人という意味で使われた言葉です。
こういった言葉ひとつをとっても、当時の松蔭の国を自分の手で変えたいという
熱い思いが伝わってくるような気がします。
歴史上の人物の言葉には、いまのみなさんにも通じるものがたくさんあります。
歴史を年号の暗記だと思わず、先人の生きた道として、
ぜひ楽しんでもらいたいと思っています。
明日も頑張りましょう。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 高橋