ソーシャルスキルの応用 2
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの仲村です。
前回の続きです。
こうしたジャッジに対する異議というのは良くあることなのですが、
今回は更新講習ということで、
こうした場面での審判の対応もインストラクターに見られます。
どうやって対応しようかなぁ…と考えました。
そこで、私はまずその指導者の方に、
「真横から見たら出ていましたね。」という言葉で、自分の判定の根拠を示しました。
それでも相手が納得しない可能性もあるので、その後、
「今のドリブル、すごい上手かったから流してあげたかったんですけどねぇ」という、
そのチームの選手のプレーを褒める言葉を付け加えました。
すると、その指導者の方は気を良くしたのか、
「分かりました。すみません。ありがとうございました。」
と言って素直に引き下がり、その後も何事もなく試合終了を迎えました。
今回、私が学んだことは、
「少し相手を立ててあげることによって、トラブルを回避する」ということです。
そうすることによって、
相手の不満を鎮めるどころか、御礼の言葉まで頂くことが出来ました。
もしかすると、これは普段の生活においても実用出来るのかもしれません。
こうした「人間関係の構築方法」や「対人トラブルの解決方法」を、
一ツ葉高校ではソーシャルスキルを通じて学ぶことが出来ます。
生徒の皆さんは、ソーシャルスキルで学んだ知識を、
普段の生活にも生かしてみて下さいね。
今日はこのへんで。
それでは。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 仲村