疑問から知識を増やす
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの堀口です。
英語をずっと教えていると、気になることがいくつか出てきます。
それは「助動詞の後ろは動詞の原形」とか、過去分詞を「p.p」と表記することです。
誰がそう言い始めたり書き始めたりしたのかはわかりませんが、
気になる表現です
(もちろん私もそれが定説のようになっていますので使うことはありますが)。
おそらく「助動詞」と聞くと、連想するものがcanやmustであるからだと思います。
では完了形を作る時のhaveって何?進行形を作るbeは何?
これらも実は助動詞と言われるものです。
完了形は<have+過去分詞>、
進行形は<be+現在分詞>を使うことは知っていると思いますが、
原形ではないですね。
教えることって難しいと今でも思います。
どんな教え方が正しいということはないのかもしれませんが、
もし疑問を持った生徒がいたら指導できるように、
教師は準備しておかなければなりません。
混乱させようというのではありませんが、
p.pについても、実は現在分詞も過去分詞も略すとp.pになります。
しかし、ふだんは過去分詞として使われています。面白いですね。
これからの人生で、今まで学んだことが適応できない、
あるいは通用しない状況があると思います。
その時は臨機応変に対応する力を身につける大チャンスです。
しかも、学んだことが何かの役に立つことは多々あります。
常に学びに対する意欲を忘れずに、若いうちにたくさん吸収しましょう。
ふとした疑問からその分野にどっぷりはまって、
専門家になることもあるかもしれません。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 堀口