代々木キャンパス ブログ

通信制 一ツ葉高校　代々木キャンパス の丑谷です。

人間の子供は、母親の胎内で過ごす約40週間は、文字通り、母親と一心同体です。

オギャーと生まれ出てからも約半年間は、
保護者がつきっきりで世話をしてやらなければ、何もできない、か弱い存在です。

そんな子供も小学校に上がると、
一般的には、歩いて通学します。
一年生の最初の頃を除いては、親はついてはいきません。
中学、高校と進むにつれて、
親からは、物理的にも、さらには精神的にもどんどん離れて
独り立ちの準備をしていきます。

そのような流れを、今朝改めて考えたのは、
駅からある高校に向かう、多くの生徒と保護者を目撃したからです。
入学説明会でもあるのでしょう。
新入生一人に保護者一人、その二人組が、
来月から新たな通学路となる道を、黙々と歩いていきます。
もう十分に身体は大きくなった生徒たちが、
保護者に付き添われて、ちょっと面倒くさそうにしている姿は、
常にはない光景で、思わず胎児からの来し方を思ってしまった次第です。
保護者がしてやれることも、もうわずかですね。

ここ代々木キャンパスに通う生徒たちも、
在学中に十分力を蓄えて、将来のことを真剣に考えてほしいのです。
我々職員が伴走します。
社会に出たら、本当の意味で、一人で歩いていかなければならないのですから。

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