第4回 奈良のダイエット講座 ー筋肉量ー
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 奈良
前回に基礎代謝についてのお話。
ズバリ、基礎代謝量を決めるのは筋肉量です。
同じ身長・体重でも、脂肪が少なく筋肉量が多い人のほうが
基礎代謝量が高くなり、消費エネルギー量も多くなります。
筋肉量や筋力は成長ホルモンの低下やたんぱく質合成の低下によって、
30代をピークに徐々に落ちていきます。
こうして基礎代謝は歳とともに減り続けます。
加齢に伴い落ちていく基礎代謝を高めるためには、
トレーニングすることで筋肉量を増やすことが必要です。
暑い夏が過ぎ涼しくなるころからダイエットを始めて筋肉をつけていくと、
冬に効果が出やすく、秋は食欲の秋とも言われますが、実はダイエットに最適のシーズン。
また、身体のタイプによっては、季節の変化も太る要因となります。
例えば、寒さが厳しい場合、運動好きで筋肉の多い人は、
体温が下がらないように、代謝を活性化させエネルギーの消費を増やすことにより、
体温を保とうとします。
一方、あまり動くのが好きではなく筋肉が少ない人は、
代謝を活発にして体温を上げられません。
そのため身体に体脂肪を蓄えて体温を保とうとします。
筋肉が多い人は太りにくく、筋肉が少ない人は太りやすくなるのは、このためです。
次回は筋肉量をアップさせる方法についてお話したいと思います。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 奈良