10号は観測史上最強の台風になるかも?
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの羽鳥です。
8月も下旬になりました。
最近は台風が日本列島にたくさん上陸して、北海道や東北など各地で被害が甚大です。
幸い関東は今のところ被害は少ないようですが、
来週には沖縄の南にいる台風10号が引き返してくるという予報です。
暴風だと外を歩くのも危ないですし、
公共機関が止まってしまうこともあるので十分情報を集めて過ごしてほしいです。
ところで、生徒の皆さんは台風がどんな風に分類されるか知っていますか?
台風の大きさは最大風速と台風の強風範囲で分類します。
基本的には、中心気圧が下がれば下がるほど風が吹き込むので、最大風速も大きくなります。
観測史上、世界で過去最強の台風は、1979年の台風20号だそうです。
これは中心気圧を基準にしていて、最大発達時で中心気圧870hpaを記録しています。
近年の結構大きい台風でも950hpaくらいなので、これは相当大きいです。
ちなみに、通常の大気圧は1気圧=1013hpaを基準にしています。
この20号は日本上陸時には965hpaまで気圧が上がっていたそうですが、
それでも被害は大きかったようです。
今回の10号の中心気圧は現在945hpaで、
この後さらに気圧を下げて日本に上陸するという予想です。
一概に風速と中心気圧で台風の被害を測ることはできませんが、
過去の例を見ても用心するに越したことはありません。
雨風が急に強くなったら、建物の中に避難したりして対策をとってくださいね。
では。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 羽鳥