クリオネの新種
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの羽鳥です。
今日のブログはクリオネについてです。
海の中をふわふわ泳いでいてとても可愛いですよね。
そして、捕食するときに触手を出して獲物を包み込む瞬間の怖さ(笑)も有名です。
寒い海に生息する生き物なので、日本では北海道沿岸でしか見られません。
流氷の下によくいるので、流氷の天使とも呼ばれます。
生徒の皆さんも知っているかもしれませんが、クリオネは貝の仲間です。
巻貝の仲間なのですが、子どものころに貝殻を完全に失って、
皆さんのよく知っている透明な状態になるそうです。
貝殻を持って生まれてきているとは思えない外見ですね。
そのクリオネの新種が、オホーツク海で発見されました。
以前から研究されていた方々が、遺伝子解析などをして新種だと断定したとのことで、
クリオネの新種の発見は100年ぶりだそうです。
さらに今回の研究では、
もともと見つかっていた北海道近海のクリオネも研究対象になっており、
今まで考えられていた種類とは別種だということがわかりました。
このように、地道に研究してきた成果が報われるのは素晴らしいことです。
これは学習することや生きていく上でも、同じことが言えます。
自分の目標に向かって日々努力していくことは自分にとって大きな財産になります。
目標をすぐに見つけられなくても、目の前の課題を終わらせる、テストの点数を上げる、
といった身近なところから始めてみてください。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 羽鳥