イグノーベル賞
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの羽鳥です。
生徒の皆さんは、イグノーベル賞という賞は知っていますか?
ノーベル賞のパロディのような賞で、
「みんなで楽しく笑えて、科学について考えさせてくれる」研究を表彰しようという試みです。
メディアではふざけた適当な会議のように扱われることも多いですが、
表彰式には著名な科学者の方々や、
本家のノーベル賞を受賞したこともある先生が参加していたりする面白い賞です。
このイグノーベル賞の知覚賞を今年、日本人の研究者が受賞しました。
立命館大学の東山教授で、研究内容は『股のぞき効果』です。
自分の足を開いてその間から反対に物を見る「股のぞき」をすると、
対象物が実際の大きさより小さく見える、ということを10年近く研究され、
今回の賞を受賞したそうです。
ちょっと変な名前ですし、研究内容も変わっていますね。
役に立つ科学はもちろん大事な研究の軸ですが、
人を楽しくさせてくれる研究も重要だと思います。
本当に様々な研究をされている先生たちが日本には多いので、
理系でも文系でも、生徒のみなさんがたくさん調べて興味を持ってくれるとうれしいです。
では。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 羽鳥