今週はノーベル賞
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス の羽鳥です。
先週はイグノーベル賞についてブログを書きましたが、
今度は本家のノーベル賞についてお話ししたいと思います。
ノーベル賞は、アルフレッド・ノーベルという人の遺言がもとになって行われています。
ノーベルはダイナマイトの発明でとてつもない富豪になり、
その遺産でノーベル賞が運営されています。歴史は古く、1901年から続いています。
今回は、日本人の大隅良典・東京工業大栄誉教授が、
生理学・医学賞を受賞することが決まりました。
近年、立て続けに日本人が受賞していて本当に素晴らしいことです。
オートファジーという、
日本語で言うと自食作用という現象の研究で評価され、今回選ばれました。
オートファジーは簡単に言うと細胞内の物質のリサイクルをする現象で、
高校の勉強の範囲だと生物に分類されます。
意外なことかもしれませんが、ノーベル賞には生物学賞がないので、
生物学分野の研究が生理学・医学賞や化学賞として評価されることが増えています。
生物学の発展自体は科学の歴史の中では浅いですが、
どんどん注目されつつある分野なので、
ノーベル賞に生物学賞ができる日もくるかもしれません。
みなさんも興味があったら調べてみてくださいね。
では。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 羽鳥