代々木キャンパス ブログ

通信制　一ツ葉高校　代々木キャンパスの菊田です。

昨日のビックニュースといえば、金本知憲選手の引退が今期限りで引退する、ということでしょう。
金本選手といえば、連続フルイニング出場の世界記録保持者。
今、日本において鉄人は誰か、と言われたら、おそらく、金本選手か、
古くからのファンの方であれば衣笠選手、別の競技であればハンマー投げの室伏選手でしょうか。

金本選手と言えば、広島カープでプロ野球選手としてのキャリアをスタートさせ、
阪神タイガースで引退発表をしたわけですが、野球関係者が口をそろえて言うのが、
「彼は努力の選手であった」ということ。

ホームランの本数、打点の数、安打の数…、どの記録も球界においても素晴らしい成績を残していますが、
やはり鉄人と呼ばれる所以となっている、連続出場イニング数の世界記録が特に素晴らしいと思います。
一流選手が集まるプロ野球で、実力があるからレギュラーを取れるのはもちろんのこと、
怪我をせずに試合に出続ける。ただ出るだけではなく、周りの納得のいく成績を残し続ける。
その為には、日々の努力がどれだけ必要だったことでしょう。
現在、44歳、野手としては球界最年長。
それでいて、いまだに体脂肪率は8～9％を維持し、自分が決めたトレーニングは徹底する。
その体調管理が肉体を支えているのです。

なにかしら結果を出すためには、必ず努力が必要。
勉強も当然そうです。

「努力家タイプの典型である好打者」、と野村前楽天監督は評しています。
そして、同じく野村さんはこう続けています。
「努力と挫折を繰り返した者だからこそ、経験を生かした指導者になれるはずだ。」

…。
僕たちも努力を続けなくてはいけませんね。良い指導者になるためには。

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