心ときめく漢字講座
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの矢島です。
皆さん、最近、ときめいてますか?
…そうですか、ときめいてないんだと…。
それならば、偉大なる「漢字パワー」の力で、是非ともときめいていって下さい!
どうも、「ときめき漢字ソムリエ」の矢島です(笑)。
さて、本日紹介する「ときめき漢字」は、「聴」です。
この漢字には、「話をきく」または、「耳を傾ける」という意味がありますね。
これと似たような意味を持つ漢字に「聞」がありますよね。
この2つの漢字は、同じ意味を持っているようで、ニュアンスが全然違うのです。
それではご案内しましょう!ときめきの世界へ…!
「聞」という漢字は、門(もんがまえ)の中に耳という漢字が入ります。
つまり、門に耳をあてて、人の話を盗みぎきしている様子がイメージできます。
一方、「聴」という漢字は、【耳・+(プラス)・目(横にしたもの)・心】に分解できます。
つまり、耳だけでなく、相手の目を見て、心を込めて話を聞く様子がイメージできます。
「聴」の成り立ちには諸説があり、【耳・十・四・心】で、
「耳と14の心(大いに心をこめて)で話を聞く」という意味ともいわれていますが、
いずれにしても「聴」は、「聞」に比べて、しっかり心を込めてきく要素が強いのです。
「最近悩んでいるの?話をきくよ」
と、友達思いのあなたが相談に乗るときは、
しっかりと、耳と目と心を使って、相手の話を「聴」いてくださいね!
以上、心がときめく漢字講座でした!
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 矢島