漢字の数珠つなぎ
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの矢島です。
代々木キャンパスでは、毎週水曜日と金曜日の放課後、
キャンパス名物(笑)の「漢字検定講座」を実施しています。
いよいよ漢字検定当日まで1ヶ月を切り、受験生の顔つきも変わってきました。
今日は「読み」と「類義語・対義語」を勉強しました。
答え合わせが終わった後、問題とは別に、生徒にあることを取り組ませました。
それは、「漢字の数珠つなぎ」です。
例えば、「貢献」という熟語があったら、
「貢」と「献」の漢字を使った別の二字熟語を、それぞれ考えてもらいます。
この場合、「貢」からは「年貢(ねんぐ)」、
「献」からは「献上(けんじょう)」「献立(こんだて)」などの熟語が生まれます。
これを繰り返すことで、今までの知識をさらに網の目状に強化させることが出来ます。
実際にこの方法で、私は中学2年生のときに漢検2級を取得しています。
上の例からもわかるとおり、「貢」は「ぐ」とも「こう」とも読み、
「献」は「けん」とも「こん」とも読むことがわかります。
バラバラの知識よりも、何らかの関係性を意識して学習する知識のほうが覚えられます。
また、出来る熟語の傾向性から、漢字の意味をイメージしやすくなりますよね。
漢検の勉強をある程度していれば、この方法で効果的に成績を上げられると思います。
これからも、様々な勉強法を提示して、
生徒一人ひとりに最適な学習をサポートしていきたいと思います!
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 矢島