頑張れ!中小企業!
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの矢島です。
金曜日の午後は、政治経済の授業があります。
代々木キャンパスでは、後期に新入生が続々と入ってきたため、
授業を受ける生徒も、日に日に増加しているのですが、
以前から出席者数が多かった政治経済では、ますます生徒の人数が増え、
今日もイスと机がびっしり敷き詰められた教室に、満杯で生徒が受けていました。
私もここまで生徒が多く来ると、先生とはいえ緊張しますね(笑)。
さて、今日は第5回のレポート範囲を勉強しました。
テーマは、「日本の経済史」です。
終戦から現在に至るまで、日本の経済がどのように変化していったかを勉強しました。
現在、日本には421万社の企業があるといわれていますが、
その中で大企業といわれているのは、たった0.3%です(1万2千社)。
大企業は人員カットなどで、不況の中でも何とか持ちこたえられるのですが、
中小企業は、大企業に比べて、不況のあおりを強く受けてしまいます。
こうした状況にあって、中小企業はそれぞれのアイデアをもって、
自分たちの企業を存続、あるいは成長させようとします。
例えば伝統的な工芸品は、地場産業と呼ばれ、あえて人口密集地域に飛び込まなくとも、
その地域伝統の「ブランド力」をもって、企業の人気を保っています。
他にも、消費者と企業の「スキマ」を埋めるような形で、
「ニッチ産業」という、新たなビジネスが生まれています。
例えば、日本語で書いた論文やレポートを英語にする場合、
自分で翻訳する時間がなければ、「翻訳代行サービス」に依頼することが出来ます。
どういう状況であれ、必ずビジネスチャンスは生まれているということですね。
今日も大人数で有意義な楽しい授業をすることが出来ました!
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 矢島