大学に行くのはなぜ?
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの島田です。
「54%」
これは日本の高校生のうち、大学に進学する割合です。
他の国はどうでしょうか?
アメリカは約80%
イギリスは約60%
フランスは約40%
ドイツは約30%
韓国は約90%
……
国によってさまざまですね。
日本も20年程前は約30%でした。
大学に行きたいと思うすべての高校生が大学に進学できる時代になったと言われます。
通信制高校の生徒を見ていると、はじめから自分は大学に行くと決めている人、
逆に、自分は大学に行かないと何となく決めている人が多いと感じます。
大学に行くと決めている人に、「なぜ行くのか」聞いてみても
大人目線のはっきりした理由が返ってくることはあまりありません。
大学に行かないと決めている人に、「なぜ行かないのか」聞いてみても、
積極的に行かないというよりは何となく無理だと決め付けている人が多いです。
大学は専門的な勉強をするところです。
特に最近は、就職のための資格支援や就職活動のサポート、
企業と連携した授業を行なうなど、実社会と深く関わるような経験が得られます。
一昔前は「4年間遊びに行く」などという人も多かったのですが、
最近はそれでは就職できないし、それならば専門学校に行ったほうがよい、
という「逆転現象」も起きています。
自分の将来をどうしたいのか?という問いに、
現実に立って考えられることが出来れば、どのような進路でもよいと思います。
もしそれに対して「金もうけがしたい」とか、「楽したい」といったような
子どもじみた答えしか持てないのであれば、それはどのような進路を選んでも
危ういものと言わざるを得ません。
一ツ葉高校では、もう少し踏み込んで進路について考えてもらうようにしています。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 島田