おすすめの本
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの松嶋です。
最近の猛暑はひどいですね。
今週の日本は、太平洋高気圧とチベット高気圧にすっぽりおおわれ、
それに都心ではヒートアイランド現象が起きているため大変暑くなっています。
みなさんも、熱中症などの諸症状にはくれぐれも気をつけてください。
さて、前回読書のお勧めをしたのですが、最近生徒達に「本を読むのか?」
「どのような本を読むのか」などを聞くと、
多くの生徒が「読んでいない」「マンガ」と答えます。
もちろん、マンガを否定するつもりはありません(私もマンガは好きです)。
しかし、活字の本も読みましょう。
活字の本を読むことによって、日本語の勉強ができますし、漢字の勉強にもなります。
なによりも、文学は私達の感性を刺激してくれます!!
そこで、今日のブログから夏休みに入るまでは、読書紹介をしてみたいと思います。
ここで紹介するのは、ほんの一部、私の趣味に偏ったものなので、
自分で好きな本を探して読むことが一番いいと思います。
しかし、本を読む際の参考にしてみてください。
今回は、文学(小説)を紹介しますね。
①彩辻行人『十角館の殺人』講談社文庫、2007年(新装改訂版)。
彩辻の代表作『十角館』。
新本格派を代表する人物。
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリー研の7人が訪れた。
館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。
やがて学生たちを襲う連続殺人(アマゾンより引用)。
私は、この本を読んでミステリー好きになりました。
読み終わった時、足元が崩れるような感覚がなんともいえません。
是非読んでみてください(そのほか、『Another』もお薦め。去年映画化もされました)。
②妹尾河童『少年H』講談社文庫、1999年。
8月10日映画公開される「少年H」の原作。
1940年代の日本、思春期を戦時下ですごした一青年の物語。
今の高校生ごろの少年が戦時下どのように過ごしていたのか、
どのように考えていたのか、この本を読んで想像してみよう。
以上、二冊と非常に少ないですが、参考にしてみてください。
もっと紹介したい本はありますが、それは後ほど。
今度は、小説ではなく、古典を紹介してみようかと思います。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 松嶋