前期世界史 その2
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの松嶋です。
前回の続きです。
したがって、世界史を知ることは、世界を知ることだけに限らず、
日本史を相対化する役割も果たします。
世界史を知っていれば、なにを間違っても「神国日本の歴史」などは言えないはずです。
世界史は、「私たちと関係ない」、「意味がない」ことはないのです、
むしろ、日本史も世界史の中にあるわけです。
日本史と世界史、そして、世界と日本との関係を意識して、
後期の世界史の授業も進めて行きたいと思います。
特に、近代以降の歴史は、いわゆる「西欧列強」が世界進出して、
世界が西欧の支配の下にゆるやかに統合していく時代です。
そして、その流れの次に、現代の「グローバル社会」があるわけです。
グローバル社会とは、世界各国の境目がなくなり、
いわゆる「国家」の枠組みが無くなるという時代です。
このグローバル社会がどのように進展していくのか。
それを知るためにも世界史の流れを理解することは重要です。
では、後期の世界史もまた、頑張りましょう。
その前に!
前期はまだ終わっていませんよ。
来週はレポート提出週になっていますので、気を引き締めていきましょう。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 松嶋