シンデレラ城を作った王様
通信制高校 一ツ葉千葉キャンパス 長谷川です。
いよいよ明後日が東京ディズニ―シーの千葉、代々木、立川の合同遠足日です。
今回の目的地は東京ディズニーシーですが、
ディズニーリゾートで一番イメージするものと言えば….
“シンデレラ城”!!
このお城を設計した人物を知っていますか?
ルートヴィヒ II世です。
芸術家肌のユニークな国王で、“狂王”、“弧高のメルヘン王”と呼ばれています。
従兄弟のエリザベート皇后も有名です。
今から約170年以上も前に国王自らのアイディアで設計し建築されたお城です。
山の頂に立つ白亜の城は霧とのコントラストが大変美しく非常にロマンティック。
城の内部は白鳥のロゴで統一、また温室、ベルトコンベア式食代等々
近代的で斬新なお城です。
国王は、若い頃より大変な美男で国民からも人気がありましたが、
繊細で非常に夢見がちな王子でありました。
わずらわしい政治、ずる賢い人間を避け、国政よりひたすら美しい芸術や
自己の世界に埋もれてゆきます。
このノイシュバンシュタイン城はワグナー歌劇に登場する神話の中世の騎士をモチーフに
造られた城で、地下には人工洞窟があり、白鳥を泳がせて、小船を浮かべライトアップしています。
国王は夜な夜な一人散歩に出かけていたのです。
国王の最期は、国家財政を赤字にしながらの城建築で
部下の反感を買い国王の暗殺という結果で幕を閉じます。
欲がなく、争いごとを好まない、国王は民衆から愛されており、
今も現在のドイツの観光財源はこの国王の作った芸術品によって潤っています。
そんなきもちでこのお城を見上げると色々と考えてしまいます。
シンデレラ城にまつわるエピソードでした。
通信制高校 一ツ葉千葉キャンパス 長谷川