”アレルギー”を克服しよう
通信制高校 一ツ葉千葉キャンパスの寺澤です。
本日行われた模試の国語が難しかったという話を
先ほどのブログでお伝えしました。
短い時間の間に文章をしっかり読み、
そこから答えを見つけていく…というのは、
なかなか骨の折れる作業だと思います。
普段から生徒の話を聞いていると、
「文章を読むのが苦手」という声がよく聞こえてきます。
本をあまり読まない人が多いので、仕方のないことかもしれません。
いきなり「本を読め!」とは言いません。
まずは教科書に載っている文章をしっかり読むことから
始めていけばいいのではないでしょうか。
先週から、国語総合の授業では『羅生門』を、
現代文の授業では『山椒魚』を読み始めました。
授業中に「長くないですか?」という意見がありましたが、
教科書に載っている文章は長くないです!
普通の小説はその何倍もあるものが多いです。
むしろ、読みやすい作品が集まっているのが教科書なのです。
読む訓練のスタートとして、教科書は最適です。
しかも『羅生門』と『山椒魚』という名作を授業中に読めてしまうのですから!
教科書だからといって、侮ることなかれ。
“文章アレルギー”を克服していきましょう。
通信制高校 一ツ葉千葉キャンパス 寺澤