「新しき年の初めの」
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの宮本です。
奈良時代の歌集「万葉集」中、大伴家持の歌の一つに
「新しき 年の初めの 初春の 今日降る雪の いや重け吉事」という歌があります。
訳としては、「新しい一年の初めに、雪が降った。この降る雪のように、
良いことが重なって欲しいものだ」という程度の意味でしょうか。
昨年の年末は、明治天皇の御製「四方の海 みな兄弟と 思う世に など波風の 立ち騒ぐらむ」
で締め括りました。
世の中も、キャンパスも、平和になって欲しいと思ったからです。
しかし、なかなか世の中そのようにはいかないようで…
先日は、神奈川県で逃走お騒がせ事件も起きましたね。
365日24時間、いつでも笑顔というわけにもいかないでしょうが、
せめてラッキーと思えることが、一つでも多くみなさんに起きてくれるといいなと願ってやみません。
昨年末から三者面談が始まっています。
来るべき未来の舵取りについて、たくさんの深いお話をさせて頂いていますが、
一ツ葉高校は、挫折や困難を乗り越えて人生に立ち向かっている
若者たちのための、港だと考えています。
年頭に当たり、今年一年の、いえこれからの貴重な青春の方向性を、
ちょっと立ち止まって考えてみて欲しい今日この頃です。
吉事が重なりますように!
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 宮本