「彼を知る」
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの宮本です。
「彼を知り己を知らば、百戦して殆(あや)うからず。
彼を知らずして己を知れば、一勝して一負す。
彼を知らず己を知らざれば、百戦ごとに必ず殆うし。」と、孫武さんが言いました。
「相手(敵)の特徴や規模を熟知して、自分自身の強みや弱点・限界も熟知していれば、
何度戦っても危険な目に遭うことはないだろう。相手のことをよく知らなくても、
自分のことを良く把握していれば、勝敗は五分五分である。
相手のことも自分のこともきちんと把握していなければ、危険なことこの上ない。」という意味です。
で、こんなことを言う人がおります。
「これって、俺らに何の関係があるんですか?」あ~もったいない!
もう少し想像力を働かしてご覧、と思います。
つまり、これを単位認定試験を前にした自分に当てはめて考えてみるのです。
対策授業や対策プリントで、担当の先生が試験の概要や対策を指示してくれたことでしょう。
まさに、「彼を知り」得た状態だと思うのです。
次に、自分が間違った問題や不得意、あるいは苦手意識の強い
単元・問題をしっかり確認します。
ここで、ようやく「己を知り」得た状態になります。
ここまで来たら、次にすることは分かりますね。
自分の弱点から順に潰していいけばいいわけです。
みなさんの検討をお祈りしています。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 宮本