高野切
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの佐瀬です。
寒い日が続いていますね。
世の中はオリンピックで盛り上がっています。
生徒も朝方まで応援して寝不足だったりするようですよ。
今日もボブスレーやクロスカントリーなどありますね。
応援しすぎて、学校に遅刻しないように気をつけてくださいね。
授業も終わりに近づいてきました。
来週は第六回目のレポート提出があります。
書道の授業は仮名に取り組んでいます。
作品は仮名の王道「高野切第三種」です。
仮名を学ぶには避けて通れない作品で、基礎的な要素がたくさんつまっています。
「高野切」は古今和歌集の写本で、
一部の断簡が高野山(和歌山県)に伝来したことからつけられました。
伝紀貫之とされていますが、実際は三種類の書風がみられ、
第一種、第二種、第三種と呼ばれ区別されていてどれも名筆です。
仮名古筆の頂点とも称されています。
こちらの作品は国立博物館所蔵で、国の重要文化財にも指定されています。
インターネットでも画像を見ることができるので、興味のある人はぜひ見てみてください。
生徒たちも「難しい~」と言いながら苦戦して書いていました。
でもそれぞれが一生懸命、がんばって書いてくれたので良かったと思います。
この調子で来週もがんばりましょう。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 佐瀬