「なれや知る」
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの宮本です。
みなさん、こんにちは。
今日は、飯尾彦六左衛門さんの短歌を紹介します。
「なれや知る 都は野辺の 夕ひばり 上がると見ても 落つる涙は」です。
「夕雲雀よ。お前には、私の気持ちがわかるかい?
千年の都として築かれた京の都も、この(応仁の)乱で無残に荒れ果ててしまったよ。
お前が空に飛び上がる姿を見ても、私の涙はとどまることを知らずに流れ落ちていくのだよ」
といった感じでしょうか。
この世の中、小は個人間から大は国家間まで争いが尽きることはありません。
国家間の争いを同行することは無理に等しいかもしれません。
しかし、身の回りのことには何か出来ることはないものかといつも悩みます。
ちょっとした行き違いから、ちょっとした誤解から問題がくすぶり始め、
気がついたときには当人達もどうにもできないような、
快汚物になってしまっていることが少なくありません。
人間、合う合わないはあるかもしれません。
しかし、どうにかして相互理解を深めることができればいいのになあと思う今日このごろ。
新しい一年、相互理解を深めながら過ごしてきましょうね。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 宮本