「風林火山のあと」
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの宮本です。
みなさん、こんにちは。
今日は、久しぶりに孫子さんのお話です。
武田信玄軍団の旗印でも有名な「風林火山」のあとのお話です。
「風林火山」といえば、
「疾きこと風の如く、徐かなること林の如く、侵略すること火の如く、動かざること山の如し」
で有名な一節ですね。
で、本来はこの前後にも更に文章が続いているのですが、
今日は「あと」の部分について
お話します。
武田信玄を始めとする日本の「サムライ」は、このあとの部分に、
「陰」という言葉が入るのがお気に召さなかったようです。
「知りがたきこと陰の如く、動くこと雷のふるうが如くして…」となります。
つまり、何か行動を起こすときは、敵に察知されないように準備万端整えて、
いざ行動を起こすとなったら稲妻を止めることができないように即座にかつ徹底して
行動をしなさい。ということでしょうか。
結果が出るまでには、長い長い道のりがあることもあります。
簡単に変化が出ないことも山ほどあります。
でも、そこでじっくり腰を落ち着けて取り組んでみると、
ゆっくりゆっくりでも確実に結果が現れてくることでしょう。
さて、みなさんじっくりどっかり腰を落ち着けて人生というやつに
取り組んでみましょうか。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 宮本