「改めて気付いたこと」
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの宮本です。
みなさん、こんにちは。
今日、進学コースのメンバーと話をしていて改めて気付かされてことがありました。
普段、私が担当する受験国語について、
生徒いわく「授業中は常に頭がフル回転している」そうで
「次にどんな質問をされるかドキドキする」そうです。
とはいえ、生徒のみなさんの視点・論点の鋭さに素晴らしい刺激をもらうこともしばしばで、
老兵もうかうかしておられんわいと思うことも多々あります。
閑話休題。
授業をしていて、評論文でも小説でも「もし自分が当事者であったなら」や
「好対照な登場人物のうち、あなたならどちらの生き方を選ぶか」という質問をすることがあります。たとえば、主人公と同じように長いものには巻かれろという考えでその場を乗り切るか、
千万人と雖も我行かんとたとえ不遇をかこつようなことがあっても、
己の信じた道を貫くかのような質問です。
不思議なことに、そのような質問の場合、
圧倒的に後者を選ぶ生徒が多いような気がしていました。
今日も、同じような質問をした際に、併せてその感想を述べてみました。
すると、
「だって、そんなに器用に自分を曲げられたら前の学校であんなに苦労しなかったよ」と・・・
はっとしました。
そして、愛すべき不器用で正直な人々の心の中の一かけらに、
なにかこうふっと触れることが出来たような、ほんの少しだけ核心に近付けたような気がしました。
一ツ葉高校千葉キャンパスの子供たちも、素敵な子どもたちばかりです。
ぶつかることも、一緒になって一喜一憂することもありますが、
それもまた必要なことなのかもしれません。
今日は、生徒の一言から色々気付かせてもらった一日でした。
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