直喩と隠喩
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの石野です。
寒い日が続きます。
それでも千葉キャンパスの生徒たちは元気いっぱい。
このブログを書いている目の前を、2人の生徒が仲良く踊りながら(?)通り過ぎていきました。
第4回のレポートは2週間で完成させないといけませんが、
この元気を、きっと勉強の方にも振り向けてくれるに違いありません!
さて、昨日の進学国語の時間、
少しだけ皆さんが迷っていたことばについてお話したいと思います。
それは直喩と隠喩。
比喩表現法のひとつとして勉強したことがあっても、
実際に暗喩を使ってみてください、と言われるとなかなか出てきませんよね。
改めて基本を復習しましょう。
直喩とは「まるで~のようだ」のように、たとえていることが明確なもの。
「彼女はまるでバネ仕掛けのように駈けだした。」
「今日のイベントには山のように人が集まりましたね。」
こういう形です。
いっぽう隠喩は「~のようだ」などの言葉を使わずに行う比喩のこと。
では、具体的にはどういう文章でしょう?
ぱっと思いつくのは、
「百万ドルの夜景」
とか
「人生とは旅である」
みたいな定型表現でしょうか。
「あのピッチャーはノミの心臓だからいつもピンチになると制球が悪くなるんだ。」
というのもやはり隠喩の一種ですね。
進学コースの生徒もしっかりと例文を作って再確認してくれました。
これで、小説のある場面に直喩が使われているかどうかで迷うことはありませんね。
さて、今日の放課後はクリスマスツリーを飾り付けるために
生徒たちがわきあいあいと作業しています。
きっと週末には華やかなツリーに生まれ変わっていることでしょう。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 石野