こたつの悪夢
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの工藤です。
こたつに入っていると、ふと風邪をひいている自分に気付くことはありませんか?
私も昔、こたつで勉強をしていた時期がありました。こたつの中には、我が家で飼っていた黒猫が常に潜んでおり、まるで自分の家のように使っていた記憶があります。その猫は黒いので熱をがんがん吸収するのですが、ぴくりとも動ずに気持ちよく眠っていました。
さて、こたつに入ると風邪をひくとよく言われてましたが、本当なのでしょうか?その答えはどうやら、上半身は寒くて下半身が温かいというギャップが風邪を引く原因になるようです。
そもそも人間はエネルギーの多くを体温維持に使っているようです。ところが、こたつに入ることで、下半身は温められエネルギーを使用せずに済むが、上半身は温めなくてはいけないという状態に陥ります。この上半身と下半身の温度のギャップのせいで体温調節がうまくできず、風邪をひきやすくなるのではないか、というのです。
また睡眠中の体温は低下しますが、こたつで眠ると不必要に汗をかくことがあります。すると、汗の気化によって体温を奪われてしまうそうです。
うーん、こう考えるとこたつにこもることは、あんまり健康によくないかもしれませんね。インフルの季節になったので、生徒のみなさん風邪には十分注意してください。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 工藤