「時間を活かす(中編)」
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの宮本です。
さて、実は今日、千葉キャンパスでも漢字検定が実施されました。漢字と云えば、国語学習の基礎中の基礎。読解云々の前に、まずは常識としてもある程度の語彙力は備えていたいものです。
そう、言い換えれば、素養と云われるものの中でも重要な要素の一つです。今回は、2級などのハイレベルな級を受験した生徒が多かったこともあり、みな一様に苦戦していました。
ここで「おつかれさま、よく頑張ったね」と言ってあげれば、理解のある良い教師なのかもしれません。
しかし、私は心から納得してその言葉をみんなに掛ける事はできません。そう、決して「普段から心掛けて身に付け」ようとしたとは思いきれない気がするからです。
多くの時間を費やしたから素晴らしいのか、ひいひい言いながらでも机にしがみついたから立派なのか。また、そうすれば素養は身につくのでしょうか?
皆さんにも私にも、どんな人にも「平等」なのは「一日が24時間あること」でしょう。しかし、その過ごし方によって「充実度」は一定ではありません。
つまり、時間と云うものは「平等」ではあるが、決して「公平」ではないのもののようなのです。視点を変えて、時間についても考えてみたいと思います。
「平等」に与えられた時間をどう使うかによって~どれだけ「密度の濃い時間」を過ごしたかによって~その「結末(結果)」は大きく違ってきます。
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