現代史を学ぶということ ①
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの矢島です。
今日は世界史Aの授業があり、生徒と第6回の
レポートを終わらせることができました。
世界史Aは半年で授業が終わりますので、範囲は現代に入っています。
現代史でも重要な部分はたくさんあります。
何よりもはずせないのは、冷戦ですね。
冷戦とは「冷たい戦争」をさします。
つまり、戦争が表面では起きていないように見えて、
実は一触即発の状態にあるという時期が続いていました。
では、どことどこが冷戦を展開していたのか。
主にアメリカによって構成された「資本主義陣営」と、
主にソ連によって構成された「社会主義陣営」です。
1947年から1989年にいたるまで、実に40年余りの間、
世界はいつ第三次世界大戦が起きてもおかしくない状況でした。
事実1962年、キューバ危機という事件がおきており、あわや世界戦争か、という状況に陥っています。
日本の歴史は、小学校や中学校で学習します。
高校生になって、本格的に世界の歴史を学ぶことになります。
日本史でもたくさんの事件や戦争を学習しますが、
世界を見渡せば、日本以上に悲惨で残酷で、かつ学ばなくてはいけない出来事がたくさんあります。
そして意外かもしれませんが、数量的なものでみれば、
近現代のほうが残酷な出来事が多いのです。
ギネスブックに載っている「世界でもっとも悲惨な戦争」は何だと思いますか?
想像がつくかもしれませんが、正解は「第二次世界大戦」です。
この戦争では約6000万人の人が死亡しました
(公表されてないものもあるので、それ以上とも言われています)。
現在の世界人口の100人に1人が命を落としたことになります。
大空襲が起きた後の東京。つい67年前の東京はこんな状態でした。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 矢島