読書の秋(1)
通信制高校 一ツ葉千葉キャンパスの出口です。
さて、以前、「食欲の秋」というテーマで学校行事であるスクーリングの準備についての
ブログを書きました。
今回は「読書の秋」というテーマで一冊の本について書きたいと思います。
ご紹介したいのは、シャロン・モアレムの『迷惑な進化~病気の遺伝子はどこから来たのか』です。
皆さんは小・中・高校で生物の進化や遺伝について学んできたと思います。
「進化」と言うと、人間ははるか昔から良い方に体の性質を変えてきたのではないか?
というのが普通に考えることだと思います。
しかし、皆さんの周りをよく見てください。
重篤な病気で苦しんでいらっしゃる方々が大勢います。
例えば、糖尿病などもその一つです。
糖尿病は生活習慣病とも言われますが、高カロリーな食事をしていなくても
遺伝的になってしまう人もいます。
糖尿病になりにくい人となりやすい人。
両者の違いは何なのでしょうか?
安易に考えてしまうと、優劣をつけたくなってしまいますが、
なりやすい人の遺伝子にはある大きな出来事を乗り切った可能性があると
本書では書かれています。
さて、人間は何をどうやって乗り越えたのでしょう?
答えは続きに書きますね。
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