インダス文明
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの星田です。
4月も数日で5月と言うのに寒い日が続いています。
日差しは暑いくらいですが、風が冷たいので、夜はとても寒くなります。
今年は桜も例年に比べ、10日ほど遅かったのですが、ツツジがもうちらほら咲いています。
ツツジは4~5月の花ですが、ほぼ5月だと言える花なのでかなり早いですね。
ちなみによく似たさつきはそのまま5月~6月です。
よって、ツツジは春の季語ですが、さつきは夏の季語となっています。
ちなみにアザレアは年中咲いています。シャクナゲも開花しましたね。
一気に新緑が眩しい季節になってきました。
今回は第3回目の世界史の授業です。
一回目にエジプト文明、二回目にメソポタミアからローマまでいったので、
かなり盛りだくさんでしたが、今回はインダス文明で、第一回のレポートに比べ、
あまり覚える事項としては、少ないので、今回のレポートはスムーズに進められると思います。
インダス文明は、特に大きな宮殿や王墓も発見されていないので、
政治的強力な支配者はいなかったと考えられています。文字の発達で言えば、
インダス文字は、解読はされていません。そして、公衆浴場です。
ローマの公衆浴場とは違い、沐浴といって、
宗教的な穢れを取り払うと言う意味での入浴となります。
またインダス文明では複数の宗教が出てきます。
バラモン教から仏教とジャイナ経が出てきました。昨年度日本史の授業で説明しましたが、
意外にも仏教はどこで発祥したのか発問したところ、残念なことにほとんどの生徒が、
中国と答えていました。
また、仏教を始祖も発問したところ、釈迦と答えた生徒もほとんどでした。
始祖は、ゴウタマシッダルタですね。また彼の死後は、上座部仏教と、大乗仏教に分かれます。
日本に広まったのは大乗仏教で、東南アジアに広まっていったのが、上座部仏教です。
そしてジャイナ経は、現在インドでは、450万人の人が信講しているそうです。
ジャイナ経は特に殺生を避けるため、歩くときは、ほうきで前にいる虫を払いながら歩くそうです。次回からは、本格的に中国史に入っていくので、また複雑になっていきます。
歴代の王朝の名前を暗唱してみるのもいいかと思います。
日本との繋がりを調べながら学んでいくようにして頂きたいと思います。
それでは、来週も元気に登校して来て下さいね。
連休前の最後の授業になります。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス星田