第1回 表現道場
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの濱田です。
今朝、通勤途中の道端の草にふと目をやると、てんとう虫が一匹いるのに気が付きました。
いつも通っている道なのに、てんとう虫を見つけたのは珍しい事で、なんだか嬉しい気持ちになっていたら、数メートル進んだところでまたもや一匹てんとう虫を発見。
普段は気付かずに通り過ぎていただけなのかななんて思いつつ駅に急いで向かっていると、今度はどこからともなく花の香りがして、
ほんの数分の通勤時間が、春の季節を全身で感じるちょっとだけ特別な、素敵な時間になりました。ほんの少しのことで、気持ちがこんなにかわるんだということを実感しました。
同時に、案外自分の身の周りには、こういう”小さな幸せ”を感じる物事は多いのかもしれないとも思いました。
ただ、それに気付けるかどうか・・・。
日々の生活の中で、ふとした瞬間に、ほんの些細なことで、発見だったり、感動だったり、幸せ気分だったり、笑いだったり、自分の気持ちにいい作用をしてくれることにたくさん出会えるといいですね。
今日の授業の一コマでのことです。
「自分が好きな本のおもしろさを、他の誰かに紹介する」という授業内容でしたが、どうしても本を読むのが嫌いなI君と交わした会話が以外にも盛り上がり、結果的に授業の主旨はしっかりと理解してもらえたのではないかと思っています。
教科書も本も、とにかく活字を読むのが苦手な人は少なくないようです。
でも、楽しく話すのは好きなのであれば、話すことで他の誰かに伝えることもできます。
今日の放課後は、希望者が集まって第1回目の”表現道場”が開かれました。
この道場とはどういうものかを一言でいうと、”表現の技を磨くもの”ですが、今日の国語の授業にもあった、「誰かに何かを伝える」ことと共通する”技”です。
自分が誰かに伝えたことに興味を示してもらったり、そこから会話がうまれたり、共通の話題で繋がる人間関係が築けたり、何より自分を理解してもらうことにつながります。
その意味でも、自分を表現する、伝えることは人と人との繋がりのきっかけにもなります。
千葉キャンパスでは、いろいろな講座が企画されていて、興味のある生徒が集まるさまざまな機会があります。
できるだけ多くの生徒に積極的に参加してもらって、生徒同士の交流を深めてほしいと思っています。
来週はスクーリングも予定されています。体調管理はしっかりとして、元気にがんばってほしいと思います。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 濱田