シンプルが一番おいしい
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの松下です。
9月は例年なら残暑で辛い思いをしているところですが、
今年は8月からの流れで涼しい日が続いています。
今日は少し暑くなるらしいのですが、それでも季節は移り変わったと感じます。
夏が終わるのは少し寂しいものですね。
今年は何か夏らしいことをしたかなぁと思い出してみたら、
夏休み前に千葉キャンパスでアイスを作ったことを思い出しました。
最初は、高校生がアイスを作る実験なんて、少し子供っぽいかな?と思ったのですが、
生徒たちは良い意味で期待を裏切ってくれました。
子供のようにはしゃいで、一生懸命にペットボトルを振っていた皆の姿は
ビデオで残したいくらい素敵でした。
アイスを作る実験を学校で行うにあたって、自宅で試作をしたのですが、
食べられないほどではないものの、アイスとは呼べない代物ができ上がりました。
固まらず、とけてしまったアイス状態でした。
だから、実を言うと、授業で生徒たちがうまくできるかすこ~し不安だったんです。
しかし、皆は見事に私の不安を払拭してくれました。
最初に、実験書通りの時間振り終ったH君が、緊張しながら缶のフタを開けてみると、
きれ~に固まったバニラアイスができていたのです!
結果的に、全員が大成功でした。しかも、味もとてもよく仕上がりました。
コーヒーなどを加えて、味を工夫している女子生徒もいました。
アイス作りに参加しなかった生徒も、
他の子から少し貰って食べてみたら口々に「おいしい!」と言っていました。
しっかりとそのおいしさを味わった後にM君が、
「何も入ってないのが一番おいしいんですね」と一言。
そうなんです。この実験で作ったアイスの材料は、
卵、牛乳、生クリーム、砂糖、香りづけのバニラエッセンスのみ。
何ともシンプルですよね。
色々なものを入れなくても、十分においしいものは作れるということです。
今回のアイス作りでは、ペットボトルに氷と塩を入れ、
フタ付きの缶にアイスの材料を入れたものを入れて良く振ることで冷やしました。
今よりも暑い7月の中旬ごろに行ったので、皆汗だくになりながら振っていました。
だからこそ、よりおいしく感じたのかもしれません。
手作りアイスに家で挑戦してみたくなっても、今回のように苦労する必要はありません。
文明の利器、冷凍庫を利用すれば良いのです。
まだしばらく、アイスが欲しくなるような日はあるでしょうから、ぜひ作ってみてくださいね。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 松下