まだ土の中
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの松下です。
今朝はこの冬で・・・というより、ここ数年の冬でもかなり冷え込んだ朝でしたね。
今年は1月20日が二十四節気の大寒ですが、この周辺から立春までが
一年で一番寒い時期であるとされています。
まさに今週は暦通りといった感じで、月曜日には関東地方で大雪が降りました。
あれから天気はよく昼間は陽射しも照っていますが、
気温が低いため雪はなかなか融けません。それどころか、融けた雪が夜の間にまた凍って、
スケートリンクのように地面がつるつるになってしまいます。
いつも以上に慎重に歩いて、転ばないように気をつけてください。
ところで、虫といえば、日本には四季があるので、季節ごとに様々な虫を見ることができますよね。
虫には、ホタルやトンボのように風情のあるものもいれば、
いわゆる害虫と呼ばれるものもいるので、好き嫌いが分かれますよね。
私は大学で農学を専攻していたので虫は比較的平気な方ですが、
脚が多い虫と、アレルギーのため毛虫&蛾は苦手です。
毒を持っているものも多いので、知らない虫には触れない方が無難ですね。
人間の生活に直接的に役立っている虫といえば、カイコがいます。
科学と人間生活の授業でも話しましたが、
カイコの繭から取れる絹(シルク)は、高級な繊維として知られています。
昔は日本国内でも養蚕業が盛んでしたが、最近はめっきりその数を減らしており、
日本で流通する絹製品の絹はその多くを輸入に頼っています。
絹は、衣料品に使われるのはもちろんのこと、
最近は化粧品など美容に関する製品にも利用されているみたいですね。
また、人工血管など医療への応用も色々と研究されているようです。
カイコに関しては、素手で触れることは躊躇いましたが、
大学の実験でどうしても触らなければならなかったことがあり、その時に初めて触りました。
でも触ってみるとなんてことはありませんでした。
噛んだりしませんし、すべすべして気持ちよいです。
カイコの幼虫は苦手な人も多いかもしれないですが、
よく見ると愛嬌があってかわいいですよ。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 松下