心の声を聞いてください
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの福本です。
「オープンキャンパス、どうだった?行った?」
「職場体験、うまくいった?」
夏休み明け、生徒達に個別に聞いてみました。
だって、準備一緒にしたし、気になるんだもん!
「ここが一番よさそう。」と呟いていた都内の大学は、見てきたそうです。
「他に、関西の○○大学も見に行こうかな、と思ってて。」
えーっ?!そんなところにまで?一人暮らしの許可出たの?
「学生寮とかならいいみたい。」
おー!よかったね!
ほんの数週間前の彼女からは、想像もできないような広がりをみせています。
実際に出かけてみて、きっと夢も広がったのですね。
心なしか、瞳もキラキラ輝いているような。
これから大学に行けるなんて、うらやましいな。
「○○大学に行きたい。」、「○○の仕事を頑張っていきたい。」
まずはこの気持ち!これが大事なのですよ!
気持ちが先行して、本当に行けちゃうかも?!
自分の成績をみて、「まあ、こんなとこかな。」と偏差値で決める。
「この会社、ちょっとしっくりこないけど、まあ、こんなとこかな。」と入職する。
会社だけじゃなくて、せっかく入った大学を辞めてしまう人も多いそうです。
我々は、卒業式で3年生を送り出すときに、
「素敵な未来が開けていますように。しっかりと進んでいけますように。」
とエールを送るのです。
それまで、いろんな準備を一緒にやってきて、「さあ、これからだ!」と背中を押すのです。
それなのに、あっけなくやめたと聞くと、それが本人にとってはその時点での
最善の選択だったとしても、我々は「あんなに頑張ったのにな。」と残念な気持ちに
なることはたしかです。
我々の、ではなく、生徒それぞれの、人生です。決定していくのは、あなたです。
ではあるのですが、多感な時期にそばにいた大人の一人としては、
「もう少し、何かしてやれなかったか。」と思い返したりします。
だから、できる限り、在学中によい選択ができるように、
まずは自分の胸に手をあてて、心の声を聞いてください。
どうしたい?何をしたい?どんな人生を送りたい?
形にならないその声を聞くお手伝い、私たちにできるかも。
一緒に耳を澄ましてみましょう。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 福本