太陽にTHANKS!
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの松下です。
今日は曇っていてぱっとしない天気で、とても寒い朝でした。
月曜日ということもあり少し憂鬱な気分の人もいるかもしれませんが、
今週は大切な単位認定試験の週ですので、一週間頑張りましょう!
こんな日は私も元気を出したいので、お気に入りのカフェに行って
熱くて甘い飲み物を買いました。寒い日が続きますが、来週には節分、
立春を迎えます。暦の上ではもう春になるということです。
確かに気温はまだまだ低いですが、冬至の頃と比べると
太陽が出ている時間が長くなっています。
夏はあれだけ嫌だった陽射しが、冬になるとこれほどまでにありがたいものなのだなあと
思います。確かに、太陽がなければ、地球に生命が誕生しここまで繁栄することも
なかったでしょう。太陽系の他の惑星の環境を見ると、地球というのは本当に
太陽から絶妙な距離に位置しているとしか思えません。
例えば金星は地球よりも一つ内側の軌道を公転しています。
大きさや重さ、組成が地球とよく似ていて大気もありますが、
地球の大気は水蒸気が主成分であるのに対し、金星は二酸化炭素です。
そのため、二酸化炭素の強い温室効果により金星の表面は400℃を超え、
とても生物が生きられる環境ではありません。
その理由の一つに、太陽からの距離があります。
金星は地球よりも太陽に近いため液体の水が存在することができず、
水の循環が起こりません。水の循環は大気中の二酸化炭素を減らす働きをしていて、
それが起こらない金星では、大気中に二酸化炭素が多く存在していると考えられています。
さらに、水は紫外線の作用で水素と酸素に分解されてしまったともいわれています。
ちなみに、地球より一つ外側にある火星は逆に気温が低いために、
液体の水が存在することができません。このように太陽からの距離は、
惑星の環境を決定する要因となっているのです。
太陽から地球はおよそ1億5000万km離れていて、光の速さで8分程度の距離にあります。
地球にとって太陽は最も近い恒星なのですが、人間にとっては非常に遠い距離に思いますよね。そんな遠くにあるのに、なぜあれほどの熱や光が届くのでしょうか。太陽のエネルギー源は、
核融合反応です。
たった1gの水素から、石炭を20t燃やすのと同じエネルギーを得られるらしいです。
ここで、もし水素が太陽から無くなってしまったら太陽が燃え尽きてしまうのではないかと
心配になりますよね。でも、あと50億年分くらいはあるらしいです。
当分心配はいらないということですね!
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 松下