なぜ数学を勉強するの?
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスです。
本日、今期2回目のDANCE DAYです。
徐々にではありますが、DANCEに参加するメンバーも増えてきています。
また、参加するかどうしようかで迷っている生徒も見学に来ています。
千葉キャンパスのDANCEは初心者ばかりで、見ていてとても楽しいです。
みんなでキレイに揃えて踊る、よりも、自己満足の世界でやっているので
みんな楽しそうに踊っています。
毎年、体育祭で日頃のDANCE練習を披露していますので、
今から体育祭が楽しみです。
是非興味がある方は、DANCEだけでも見学しに来てみて下さい。
毎週水曜日の15:45~16:00頃までキャンパス内で練習しています。♪♪
次回はGWをはさんで5月8日(水)です。
ちなみに午前中、在校生は実力模試を行っています。笑
<松下です。>
私は一ツ葉高校にきてから毎年数学の授業を担当しています。
毎回聞くのが、数学をなぜ勉強しなければならないのか、ということです。
特に数学が苦手な人のなかには、「数学を勉強しても、社会に出てから何も役に立たない」と
言う人がたまにいます。確かに、いまちょうど勉強している乗法公式は、
社会に出てから使うことはないかもしれません。
私の考えですが、数学を勉強する理由は、公式を覚えて、
ひたすらそれに数字を当てはめながら問題を解くことではないと思います。
では、どうして数学を勉強するのでしょうか?
それは、論理的な思考能力を高めるためではないか、と考えています。
良い例が、数学の証明です。
数学では、証明に至る筋道がいくつかあったとしても、答えはただ一つしかありません。
さらに、数学の証明は、一度証明されれば永遠に証明されたことになり、
その後覆ることもないのです。
これは、物理や生物などの自然科学の学問とは大きく異なる点です。
このような学問は、時代が進むにつれて新しいことが発見され、進歩していきます。
今の常識が将来には非常識になっているかもしれないのです。
つまり、数学というのは人や時代によって解釈の違いなどがない、
非常に論理的な学問なのです。だから、数学を勉強すれば、
論理的な思考能力を高めることができるというわけです。
論理的な思考能力は生きていく上で重要な力です。
時には身を守ってくれるものとなります。
“考えるクセ”をつけるためだと思って、嫌いな数学をちょっと頑張ってみませんか?
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス