ソウルフード
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの星田です。
秋と言えば、運動の秋、芸術の秋、紅葉の秋・・・とありますが、
何よりも食欲の秋ですよね!
おいしいものがたくさん浮かんでくる季節ですが、
ちなみにみなさん、自分の住んでいる地域のソウルフードを認識していますか。
私の生まれ育った大阪岸和田では、
たくさんのソウルフードがあり、しょっちゅう食べたくなります。
せっかくなので、岸和田のソウルフードを何点か紹介したいと思います。
まず最初に渡り蟹。
ガザミやゴンズリと言われる種類の蟹で、
一般的に見掛けるのは、パスタや味噌汁だと思いますが、
岸和田では、だし汁で茹でてそのまま食べます。
この蟹が綺麗に食べることが出来て、一人前と言う感じですね。
次にかしみん焼き。
かしみんは、お好み焼きの具材が、かしわとミンチです。
ミンチとは、関東で言うとメンチ、挽肉のことです。
ちなみに大阪では、お好み焼きを1つオーダーする時には、
具材が豚肉であれば、豚玉子1つ、イカ玉子1つと、
卵が入っているので、必ず玉子と言う言葉を入れるんです。
そして3つめは村雨。
小豆と砂糖と米粉を使って蒸した和菓子で、
見た目は小豆のカステラのようですが、諸説ありますが、
食べる時にぽろぽろこぼれるので、村雨と言う名前になったようです。
4つめはシャコ。
お寿司のネタで食すと思いますが、こちらもだし汁で、茹でてそのまま食べます。
最後に豆板。
全国的にある豆とあられをコーティングしたものではなく、
豆単体を砂糖でコーティングしたものです。
それぞれ懐かしく、毎年秋になると、旬の食べ物として、食べたくなりますね。
ソウルフードは、町おこしの為に、新たに生み出す地域もありますが、
それはそれで、定着していけば、
地域住民にとっても観光客にとっても良いことだと思います。
今は、日本全国が、画一化され、どこへ行っても同じ様は景観になりつつあります。
民俗学を専攻し研究してきた私にとって、寂しい限りですが、
このように町の特色を作りだすと言うことは、
地域住民の収益にもなり、観光客にとっても有益です。
みなさんも自分の生まれ育った地域のソウルフードについて調べてみてください。
さて話は変わりますが、皆さんセンター試験の出願は済みましたか?
私立受験の人も必ず3教科以上で受験するようにしてくださいね。
センター利用入試に関して、私大では4教科入試というのがあります。
センター利用入試に関しては、
当然科目が増えた方が、合格最低点が低くなるので有利になります。
ただ、文系の人が4科目受験は厳しい話になりますよね。
しかし、そうではないんです!
例えば、英語、国語、日本史A、日本史Bと言う受験の仕方があります。
これで4科目ですね。
受験の仕方にはコツがあります。うまく活用してよい結果を迎えたいものです。
それでは、明日からまた連休。
充実した秋休みを過ごしてください。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 星田