今回はフクロムシの話
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの星田です。
以前寄生虫のハリガネムシの話をしましたが、
今回は、フクロムシの話をしたいと思います。
フクロムシは、甲殻類に寄生する甲殻類で、甲殻類にもかかわらず、
手足は退化し、その存在はありません。
形はカニの卵に似ています。雌雄かかわりなく寄生するのですが、
面白いのが、カニの雄のお腹に寄生した場合、
カニは自分の卵と錯覚してしまいます。
もちろんカニは雌のお腹に卵を宿すので、
雄はお腹に卵を持つことはないのですが、
カニの雄は、フクロムシに寄生されると、
お腹を傷つけないように行動するようになります。
そして脱皮の度にハサミが小さくなり、生殖機能を失わせます。
それは、フクロムシが宿主の雄性腺を破壊することによって起こります。
そして、本当に卵を抱えているかのように大切に扱うようになるそうです。
その様子はまるでカニが自分の卵だと思い込んでいるような
行動を取るようになると言うことです。
ハリガネムシもそうですが、寄生虫が、
宿主の行動を操るのは本当に不思議なことですね。
機会があれば皆さんも調べてみてください。
話は変わりますが、本日登校の高2生は、
英検の仮申し込みを行いました。
機会があれば、各種検定系は、受けられる時に受けておきましょう。
英検は大学入試には核となりますが、数学検定や、漢字検定、
ニュース検定などもチャレンジ出来ればしていきましょう。
どの検定もそうですが、2級以上で急に難しくなります。
特にニュース検定は、実に社会の情勢を
コンパクトにまとめてくれているので、お勧めです。
新聞を読んでも新聞は各新聞社の主義主張があり、
各語彙など解説がないので調べるのに時間がかかります。
ニュース検定の問題集や参考書は、新聞の用語集の役割になっているので、
大変わかりやすくなっています。
大学入試で政治経済や、現代社会を選択する人にも有用性があるので、
機会があれば、見てみてください。
ちなみに現代社会と倫理・政治経済は、
どちらも倫理と政治経済の易しい問題になります。
どちらかを履修していれば、受験科目として使えるので、安心してください。
今日は中3生向けのプレスクールと、放課後は英検と、
なかなかバタバタした一日でしたが、プレスクールの中3生が、
キャンパスの生徒達ととても楽しそうに過ごしてくれ、嬉しかったです。
今日から進学授業の地歴公民の授業も始まりました。
高3生は、そろそろ併願作戦を考えないといけない時期になってきました。
第一志望、実力相応校、滑り止めとレベルを3~4レベル程度に分けて考えていきましょう。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 星田