大学のグループ
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの星田です。
今回は、関東の主要私大の中で、國武明成と言うくくりのグループについて
説明したいと思います。國武明成は、MARCHと日東駒専の間に当たる大学で、
主に文学部が有名な大学が多いです。
日東駒専は、すべてオールマークの入試問題になるのですが、
國武明成からは、一気に問題量が増え、記述量も大幅に増えます。
明治学院では、150字以上の英作文や、300語の英語要約の問題があります。
安易にMARCHよりも偏差値が低いからと言って、受験を考えている人は、
個別に対策を立てておかないと太刀打ちで出来ません。
成城大学では個別入試はすべて入試問題が記述となり、
全学部入試は、すべてオールマークとなります。
武蔵大学は、地歴公民の問題が、特に難易度が高いですね。
國學院は、一般入試で3種類の方式がありますが、それぞれ傾向が全く違うので、
要注意です。ほとんどが文系学部の大学となります。各大学のウリとしては、
成城大学は、文芸が有名で、明治学院は、心理と国際系、國學院は歴史と文学、
武蔵大学では、社会学部が有名です。
逆に言えば、どの大学でもそうですが、有名ではない学部との差が大きいので、
文系の人で、志望する大学をどうしてもと言う人は、その大学の学部の中で、
有名でない学部を選択するのも1つです。
文系の場合は、どの学部に進学しても就職は同じですから、
何を学んできたのかと言うことよりも、どこの大学を出たかと言うことの方が大切です。どうしてもこの学問を学びたいと言うものがなければ、
そのような選択の仕方も1つであると言うことも立派な志望校選択の
大義名分と言うことも知っておいてください。
どうしてもこの大学に行きたいと言う大学があれば、
このような考え方で学部を選択するようにしてください。
面白い、面白くないは、やってみなければわかりません。
自分が好きだと思っていた学問が、いざやってみると、おもしろくなかったり、
一般教養の学問で、私は、こう言う学問が好きだったんだと気付かされることも
あります。
3年生になると、就職のための勉強=大学の勉強以外の勉強もしなければいけなく、
そして就職活動もしていくことを考えれば、文系では、面白い、面白くないと
言うことを言っている暇はありません。
これが、理系となると考え方が、180度違うので、要注意です。
それは、またの機会に紹介したいと思います。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 星田