私の尊敬する人
通信制高校 一ツ葉千葉キャンパスの寺澤です。
今回は私が尊敬している人物の一人である、
乙武洋匡さんの話をしたいと思います。
彼は生まれつき両腕両脚がない、先天性四肢切断という障害を持って生まれました。
電動車いすに乗っている姿をテレビなどで一度は見たことがあると思います。
大学在学中に出版された『五体不満足』はベストセラーになりました。
(もちろん私も読みました!)
私がなぜ乙武さんを尊敬しているかというと、
障害者でありながら明るいキャラクターという部分もありますが、
それよりも彼の考え方に共感したためです。
その考え方とは「みんなちがって、みんないい」というものです。
彼は非常にプラス思考で、「障害は不便です。しかし、不幸ではありません」
と言っています。それに相まって明るいキャラクターなので、一躍有名になりました。
しかし、「自分が障害者の代表と思ってほしくない」という言葉も残しています。
障害者全員がプラス思考や明るいキャラクターではない、
マイナス思考や暗いキャラクターであってもいい、ということです。
彼のこの考え方を知ってから、非常に視野の広い人物だと感じて
尊敬するようになりました。
「みんなちがって、みんないい」という考え方が
もっと広まってくれればいいな、と思っています。
通信制高校 一ツ葉千葉キャンパス 寺澤