ぐりとぐらのカステラ
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス
<干場です>
こんにちは!
千葉キャンパスの干場です。
食欲の秋。本や映画にも美味しそうなものがでてきますよね。
まずは何と言っても絵本「ぐりとぐら」の「カステラ」。
野ねずみのぐりとぐらが、森で大きな卵を見つけ、その場で大きなフライパンを使ってカステラを焼きます。その匂いに森中の動物たちが集まってきます。いよいよフライパンのふたを開けるとそこには黄色でふかふかのカステラが!なぜか本から匂いが漂う!子どもの頃から一度は食べてみたいと願っていました。みなさんもそう思ったでしょう?
食べ物がよく出てくる本といえば、向田邦子さんの本が有名です。ホームドラマの脚本やエッセイの作品がありますが、沢山出てくる食べ物はどれもとても印象的だったりおいしそうだったり。本に出てくるさつま揚げが食べたくて鹿児島まで行ったことがあります。
中でも、エッセイで出てきたわかめの炒め物は我が家の定番になっています。まず水で戻したわかめをフライパンで炒め、そこに酒、しょうゆ、花かつおをかけて出来上がり。こんなに簡単で、家族に大好評。ただこの料理は、炒めるとわかめが飛んできてやけどする確率が高いのでふたを盾にして作ります。
次に、小川糸さんの「食堂かたつむり」。出てくるのは、なんとリンゴのぬか漬け!ぬか漬けは毎日毎日手でかき混ぜないとダメになってしまいますが、混ぜる人の手についている乳酸菌がぬか漬けを美味しくして、しかも子どもを産んだ女性の手からでる乳酸菌が特に美味しくさせると書いてありました。これは面白いと早速ぬか床を作り色々つけてみました。美味しかったけど、リンゴよりキュウリが美味しかったです。
映画に出てくる美味しそうなものといえば、ジブリですよね。「天空の城ラピュタ」のドーラがかぶりつくお肉の塊やエビ(?)はいつかやってみたい!「千と千尋の神隠し」で千尋のお父さんとお母さんが食べている大きなクラゲのような食べ物の正体を知っている方は教えてください。あれも食べてみたい。
是枝裕和監督の映画「歩いても歩いても」では、母親役の樹木希林さんがトウモロコシの天ぷらを揚げます。揚げたてを息子役の阿部寛さんがザクザク美味しそうに食べます。あれ食べたいなぁと思っていたらDVDの中にレシピが入っていたので、作ってみました。とてもおいしかったけど、揚げている最中にポンポンはねてこれまたふたを盾にしなければいけない危険なレシピでした。
色々書いていたらおなかが減ってきました。そろそろ終わりにして何か美味しいものを食べます。
皆さんも本や映画の美味しそうなものがあったら教えてくださいね。