必見!総合選抜って何?~一般入試以外の受験方法
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの星田です。
<<最近よくみかける”総合選抜”って何?一般入試以外の受験を詳しく解説!>>
今回は年内入試(一般入試以外)について説明していきます。
まずは大きく2種類に分かれます。
総合選抜と学校推薦型選抜になります。
そして、学校推薦型選抜には、指定校と公募制となります。
この指定校というものは入試ではありません。
高校の方で基準値に達しておれば、推薦枠がもらえるというものになります。
この指定校を考える際、くれぐれも注意しなければいけないことは、自分が目指す大学の学部学科の推薦枠があるとは限らないこと、ない方が多いと言うことです。よって、指定校だけをを目指していくことは望ましくないと言うことです。
また、推薦枠があったとしても成績と学校での活躍度が高い人から推薦されるので、必ずしも校内で推薦がもらえるとは限らないということです。
本当にどこでもいいのでと言う考え方は、ナンセンスで、そのような人は先生の方で推薦はしません。
次に似通った総合選抜と公募制の違いについて説明します。
どちらも専願制になるので合格すれば、必ず進学しなければなりません。
ただし、20%程度の大学で併願可能な大学があります。その場合はもちろん併願が可能です。では、違いについて説明していきます。
入試時期が違います。総合選抜は、9月に出願が始まり、10月がたけなわになります。公募制の場合、11月に出願が始まり、11月の中旬がたけなわにあります。
次に総合選抜では、学校長の推薦書がいらず、調査書だけで受験出来ます。しかし、公募制では、学校長の推薦書が必要になるので、校内選考が必要になります。また、高校の1年生から3年生の前期までの成績の基準値があり、それをクリアしていなければ、受験することは出来ません。
では総合選抜は、学校の成績が関係ないのかと言うとそうではありません。世間でよく勘違いしている人たちがいますが、書類審査として学校の成績は見られます。よって、学校の成績がかんばしくない人は、総合選抜において入試の出来が良くても、学校の成績が良くなければ、ハンデを負った入試になると言うことを認識しておいてくだだい。
また、学校との相性も大きく関係してきます。公募制、総合選抜において、OCに参加していることがマストの条件となります。個人面談があれば、そこから入試が始まっているものと考えておくべきですね。
また進路ガイダンスで詳しく説明しますが、大切なのは、数ある大学の中で、どうしてその大学に行きたいかと言うことです。それをきちんと説明できるようにしておきましょう。
受験科目に関しては、入試要項が6月に発表されるので、6月から準備していきます。
近年は集団討議やプレゼンテーションが流行っています。総合選抜や公募制に関しては、年によってがらっと変わることが多々あります。昨年が、小論文面接だったからと言って自分が受験する年はそうとは限りません。ただし、基本的に文章を書くことがかなり苦手な人は、日頃から文章を書く練習をしておく必要がありますね。
くれぐれもおさえておかなければいけない注意事項は、自分が行きたい大学に総合選抜があるのか、公募制があるのか。どちらもあって、どちらが入り易いのかと言うことです。総合選抜や公募制の中で大学を考えていくものとは違うと言うことを認識しておいてくださいね。では、何か質問相談があれば、星田にいつでも声を掛けてください。